「子どもに登山靴って本当に必要なの?」と悩むパパ・ママへ。本記事では、6歳娘との登山経験を通じて、登山靴を買わなかった理由、代わりに工夫したポイント、実際に使って良かった登山ソックスなどを紹介します。子ども用ギアに迷う方に、リアルなヒントをお届けします!
子どもに登山靴は必要?ととの本音は「NO」

登山にハマってからというもの、できれば家族と一緒に山に登りたい——そんな願いが芽生えてきました。
ある日、かかが予定で出かけている日曜日。

「みっこと山に行ってみようか?」
と誘ってみると、即答で

「いくー!」。
でもここでひとつ悩みが。

「子ども用の登山靴って、買ったほうがいいのかな…?」
いろんなサイトやブログを見てみると、
「しっかりした登山靴がないと危険」
「滑る、捻挫する、後悔する」
という声がたくさん。
でも、実際にみっこが登る予定の山は標高300〜500m程度の低山。
登山道も整備されていて、急斜面や岩場はほぼナシ。
そして、6歳の子どもはすぐに足のサイズが変わる。
半年も持たない靴に1万円超を出すのは…正直きつい。
◉ 結論:買いませんでした
うちでは、運動会用に買っていたしっかり目のスニーカーをそのまま活用することに。
とはいえ、滑りやすさや足の疲れには気を配らないといけません。
そしてそこで登場したのが……
子どもの足を守るのは“靴”より“靴下”だった話

初めてみっこと一緒に登ったのは、奈良の若草山。
観光地の一部でもあるため、道は舗装されていて初心者向け。
最初はスイスイ登っていたみっこも、30分もすると

「ととー、なんか足、いたい……」
としゃがみ込む。
慌てて確認すると、かかとのあたりに赤みとスレ。
靴は問題ないけど、中の靴下が薄くて滑っていたようでした。
下山後、即Amazonで検索。
「登山 子ども 靴下」
出てきたのが、アウトドアブランドのメリノウール混ソックスやクッション性のあるジュニア用靴下たち。
早速いくつか購入して、次の登山で試してみたところ…

「今日、足ぜんぜんいたくなーい!またのぼりたい!」
と笑顔のみっこ。
正直、靴下ひとつでこんなに変わるのか!と驚きました。
登山にぴったりな子ども用靴下3選(使って実感)
以下、実際に使用して良かった登山ソックスを紹介します。
① 【モンベル】WICトレッキングソックス Kid’s
- 通気性と吸汗速乾が◎
- 厚すぎずフィット感良好
- サイズ:17〜21cm、価格:約1,100円
→ 真夏でもムレにくく、快適に登れました。洗ってもヘタらない!
② 【Darn Tough】ジュニアハイカー
- メリノウール使用で冬登山向き
- 絶妙なクッションと防臭力
- サイズ:13〜23cm、価格:約2,200円
→ 長時間の歩きにも強い。少し高いけど満足度高し。
③ 【ワークマン】子ども用パイルソックス
- 圧倒的コスパ(2足で580円)
- 少し厚めでズレ防止には優れる
- サイズ:16〜22cm
→ 予備や普段使いにもピッタリ。お試しに◎
もし登山靴を買うなら?中古・レンタルという選択肢

「それでも買いたい」というご家庭向けに、一応の選び方もご紹介。
- 子どもは足の成長が早いので1シーズン使えるかどうか
- 軽登山ならトレランシューズでも代用可
- 中古なら「メルカリ」「ヤフオク」「リユースショップ」で検索
- 試し履きは必須、中古でも中敷きは新品を使うのが◎
最近は登山靴のレンタルサービスも増えてきました。
家族で1〜2回だけ試すならレンタルも検討の価値ありです。
子どもの「また行きたい!」を引き出すちょっとしたコツ

みっこが「また山に行きたい!」と言った理由は、靴や靴下だけではありません。
- おやつタイムを楽しみにした
- 登ったあとのソフトクリーム
- 「すごいなー!自分の足でここまで来たんやで」と褒めた
- 下山後に足のマッサージ&ホカホカ靴下を用意していた
足元の快適さ+気持ちのケア。
この2つがそろえば、子どもにとって登山は“楽しい冒険”になります。
まとめ:子どもの登山靴より先に、まずは靴下を見直そう

「子ども用の登山靴、買うべきか?」
その答えは「ケースバイケース」ですが、わが家では
「まずは登る山のレベルと、靴下を見直す」が正解でした。
もしあなたが今、迷っているなら——
👟「靴を買う前に、まずは足元のケアを」
それだけで、登山の楽しさもグッと変わります。
おすすめアイテム(PR)
- ✅【モンベル】WICトレッキングソックス Kid’s
- ✅【Darn Tough】ジュニアハイカー
- ✅【ワークマン】子ども用パイルソックス
あとがき:親子登山、無理しないペースでいい
「登山=本格的な装備が必要」というイメージが先行しがちですが、
“ちょっとだけ自然とふれあう”ぐらいの気軽さでも、子どもには大冒険。
みっことの登山を通じて、「必要なのは道具じゃなくて、思い出作り」だと感じました。
次は、どの山に行こうか。
今度はなっちゃん(お腹の赤ちゃん)が生まれてから、4人で登れる日を夢見て。
のんびり、そしてワクワクしながら、また歩いていこうと思います。
—— とと
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