赤ちゃんが生まれる前に「今しかない」と思って登った山、ありませんか?
育児が始まると一変する登山ライフ。今回は、パパになる前だからこそ挑戦してほしい「攻めの山」をランキング形式で紹介します!
赤ちゃんが生まれる前に登っておきたい“本気の山”を厳選!
体力も時間も自由もある「今」だからこそ、ソロで挑戦できる山があります。
育児スタート後の登山スタイルとの違いもふまえて、とと的リアルな視点でお届けします。
なぜ「赤ちゃんが生まれる前」が最後のチャンスなのか?

「出産予定日は○月。…じゃあ、その前にあと一回、ガッツリ登りたいな」
そんな風に考えたこと、ありませんか?
自由時間が“激減”する!出産後のリアル
赤ちゃんが生まれると、時間はまさに「すきま時間」に。
自由に泊まりがけで山へ――なんて、夢のまた夢。
しかも山にいる間に何かあったら…と考えると、登山どころではありません。
ととの体験談:「俺、家族を置いて何してんだろ」事件
出産1ヶ月前、燕岳〜常念岳の縦走に出かけたとと。
山頂で風に吹かれながらふと思った。

「これ、もしかして最後のソロかも…?」
帰宅後、かかに「楽しそうでよかったね」と言われたものの、
なんとなく胸がチクリとしたのを覚えています。
「今しか登れない」攻めの山を選ぶととの3基準

①片道4時間以上でも“ワクワク”が勝つ山
日帰りでは無理。1泊2日、または連泊前提。
それでも「登ってみたい!」と熱くなる山を厳選。
②天候や体調リスクが高くても挑戦したくなる山
高山病、雷、滑落…。すべて「わかっていても登りたい」
そんな“危うい魅力”を持つ山。
③家族登山じゃ絶対ムリなレベルの山
6歳児と赤ちゃんを連れていくわけにもいかない。
だからこそ「ソロだから行ける」山を今、選びます。
【ランキング】赤ちゃんが生まれる前に登りたい!ととの攻め山ベスト5

第1位:槍ヶ岳(長野県)
- 憧れの“穂先”で知られる北アルプスの名峰。
- 長丁場+高度順応が必要、最終アタックは岩場連続。
- テン場泊でしか味わえない絶景と達成感。

「ここまで来たら…もう引き返せない」
そう思った瞬間、山の中で“父になる覚悟”が芽生えました。
第2位:谷川岳・一ノ倉沢(群馬県)
- 天候急変リスクが高い難関エリア。
- ロッククライマー憧れの大岩壁を目の前にして、心が震えます。
- 装備・判断力が求められる中級者以上向け。
第3位:燕岳〜常念岳 縦走(長野県)
- 表銀座を代表する美しい稜線。
- 体力消耗激しく、テント泊前提のルート。
- 燕山荘の雰囲気、朝焼けの北アルプスが忘れられません。
第4位:大峯奥駆道(奈良県)
- 全長80km超の修験道トレイル。
- 電波なし、山小屋も簡素、サバイバル度MAX。
- 精神的にも“ひとりの限界”を感じるルート。
第5位:祖母山〜傾山(九州)
- 九州屈指の秘境縦走。
- 岩稜・鎖場・原生林と変化に富むコース。
- ローカルならではの静けさと、登山の“原点”を感じさせる旅。
赤ちゃんが生まれたら、登山スタイルはどう変わる?

“帰ってくること”が第一条件に
登山に行く=家庭に不在、ということ。
出発前は「ほんとに行っても大丈夫?」と10回確認。
下山後は「おかえりー!」の笑顔を見るまでは心休まりません。
日帰り・低山・安全第一が基本に
- 体力的に軽め(片道2時間以内)
- 携帯電波あり
- トイレ&休憩所あり
そんな条件が優先されるようになります。
「家族登山」という新たな喜びも
6歳になったみっことの登山は、ペースも会話も全然違う。
自分が見逃していた花や虫に気づかされたり、
「パパ、これたのしいね」と言ってもらえたり。
“攻め”から“味わい”の登山へ。
登山の楽しみ方が、ゆっくり変わっていきました。
家族の理解を得るには?登山前の“すり合わせ”が超重要

①「これは特別な1回」と誠実に伝える
「これが最後のソロ」と宣言する勇気、実は大事です。
かかに

「今しか行けないから」
と話したとき、

「わかった、気をつけてね」
と言ってくれた笑顔は忘れられません。
②出発前の“感謝”を忘れない
- 家事の段取りを共有
- 緊急連絡先をメモ
- 帰宅時間を必ず守る
「登山前に家族の安心感を積んでおく」ことで、
笑顔で送り出してもらえる確率がグンと上がります。
③帰宅後フォローは“全力で”
帰ったらすぐ洗濯!すぐ風呂掃除!
そしておみやげ(コンビニスイーツでも可)+写真報告。
「やっぱり行ってよかったね」と思ってもらえるのは、帰ってきてからです。
まとめ:今しか行けない山に、行っておこう

人生には、ほんの少しの“猶予期間”があります。
赤ちゃんが生まれる前の数ヶ月、あなたに残された自由な時間。
「あの山に行っておいてよかった」
未来のあなたがそう思えるように、
今、このタイミングで一歩踏み出してみませんか?
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あとがき:ととの心のなかの「節目」
正直、子どもができる前に行っておいてよかった山がたくさんあります。
でも、今は今で、家族との登山もほんとうに楽しい。
登山って、人生の節目ごとに“顔”が変わる趣味だなあと思います。
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