登山中の「もう歩けない〜」「まだ着かないの〜?」。
そんな子どもの“グズりタイム”は、親にとって大きな試練ですよね。
でも、ちょっとした準備次第で、そのグズりはぐっと減らせます。
この記事では、登山パパ「とと」が実際に使っている“秘密のリュックの中身”をすべて公開!
娘みっこ(6歳)とのリアルな登山体験をもとに、グズらせない工夫をたっぷり詰め込みました。
子どもとの登山をもっと楽しく、快適にするヒントが満載です!
子どもが登山でグズる理由とは?

「え?もうイヤなの?さっきまで元気だったのに…」
そんな経験、ありませんか?
子どもがグズる理由は実にさまざまです。主な原因は以下の通り。
- 体力が尽きた(疲れ)
- お腹がすいた(水分不足)
- ヒマ・飽きた(刺激不足)
- 不安・怖さ(見通しが立たない)
- 不快(汗・濡れ・寒い・暑い)
登山って、子どもにとっては“小さな試練の連続”なんです。
我が家では、みっこが5歳のとき、尾瀬に行ったことがありました。

「パパ…まだ?…もうヤダー!!」

(まだ1時間も歩くよ…って言えないなぁ)
抱っこで10kg担いで下山…
それ以来、「子どもがグズらない登山」を目指してリュックの中身を研究し始めました。
これが我が家のグズり防止装備だ!

「気をそらす」「楽しくする」「快適にする」。
この3つを軸に、ととのリュックは組み立てられています。
おやつポーチは神アイテム
正直、おやつでだいたい乗り切れます。
- チョコ(溶けやすいので注意)
- グミ(ミッコお気に入り)
- 塩分タブレット(熱中症予防)
- 小さなゼリー(口に入れると気分転換に)
ポイントは、「選べるスタイル」にすること。
小分けのジップロックで、“選ぶ楽しみ”を演出します。

「どっちがいい〜?チョコ?それともレモン?」

「…レモン!」
(↑これであと30分は歩ける)
ミッションカード&シール作戦
歩くだけじゃ飽きる。
だから「遊び」を仕込んでます。
- “ミッションカード”を登山前に作成(A4を4つ折り)
- 「赤い葉っぱを3枚見つけよう!」
- 「カエルの声を聞いたら○」
- 見つけたらシールを貼れる“探検隊ノート”も装備!
これが本当に効果絶大。めっちゃいい!!

「まだ歩くの?」
って言ってても

「じゃあ!つぎのミッションです!!
先に赤いもの見つけたほうが勝ち~」

「絶対見つける!とと目つむって(笑)」
ってすぐに気がまぎれることは多々ある♪
軽量&必須の着替えセット
「汗でぬれた→冷えた→不快→グズる」の王道パターン。
これを回避するには、すぐ着替えられるセットが重要です。
- シャツ(速乾性)
- パンツ(軽量)
- 靴下(意外と忘れがち)
我が家では、100均の圧縮袋でコンパクトにしています。
下山後、サッと着替えて「さっぱり〜!」というだけでご機嫌が変わります。
登山リュックの中身ぜんぶ公開!

さて、ここで本題。
我が家のファミリー登山リュックの中身をカテゴリ別に紹介します!
【食べ物・飲み物系】
- 小分けおやつ(チョコ・ラムネ・グミ)
- 小型ゼリー飲料(補給用)
- 水筒(水と麦茶2本体制)
- ハイドレーション(みっこ用も:気分上がる系)
【遊び・時間つぶし】
- ミッションカード(ラミネート加工)
- 探検隊ノート&シール
- 折り紙(休憩中の暇つぶし)
【快適グッズ】
- 着替えセット(圧縮)
- 汗ふきシート
- ミニタオル&ティッシュ
【安全・緊急】
- 絆創膏/虫よけスプレー
- 軽量ブランケット(冷え対策)
- 笛(万一の呼び出し用)
- ヘッドライト(万一の遅れ)
【その他】
- 子ども用登山マップ(手描き)
- 好きなキャラのミニぬいぐるみ(お守り)
パッキングのコツ:子ども用リュックも活用!

荷物は大人だけで持つより、子ども用の小さなリュックも活用するといいですよ。
- みっこのリュック:お気に入りのおやつ・ノート・シールなど軽いもの・お楽しみ系はこっち
- ととのリュック:水・着替え・緊急系アイテム

「これはみっこのおやつね」

「自分で持つ〜」
→責任感と特別感が芽生えてテンションUP!
それと、小さい子がリュック背負っていると、大体「すごいねー」って応援してもらえる。
実際にグズらなかった登山ベスト3
第3位:伊吹山
→山頂の屋台でテンションUP!※車で行ったの内緒(笑)
第2位:御在所岳
→ケーブルカー&お団子効果。行きと帰りの楽しみがセット。
第1位:金勝アルプス
→水辺×探検=最強。ミッションカードが大活躍!
まとめ|登山成功の鍵は“準備8割”

子どもが笑顔なら、登山はうまくいく。
そして、その鍵を握っているのが“リュックの中身”。
- おやつでモチベーション維持
- ミッションで飽きさせない
- 快適グッズでストレスを回避
荷物=コミュニケーションの道具だと思えば、パッキングも楽しくなります!
おすすめグッズリンク集
- コールマン 子ども用リュック(探検隊ぽくてかわいい)
あとがき
はじめは「荷物多すぎ!」と思っていたけど、
だんだん“子どもの気持ち”がわかると、持ち物も変わってきました。
「登山のたのしさ=共有すること」
これからも、荷物の中身は進化していきそうです。
次回は「親子でつくる登山アルバムのすすめ」について書こうかな!
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