登山に行きたい気持ちは山のよう。でも家庭があると「ちょっと行ってくるね」が言いづらい…。そんな悩みを持つパパ登山者へ向けて、家族に理解してもらいながら登山を楽しむ秘訣を紹介します。出発前の準備から、登山中の思いやり、帰宅後のフォローまで、実体験を交えてお届けします!
なぜ家族はパパの登山にモヤモヤするのか?

子育て中の家庭で、パパだけが趣味を満喫するのはハードルが高い。
我が家でも、こんな会話が何度かありました。

「え、また山?」
「その間、みっこ(娘)は私が見るってこと?」
「なんで私の予定が優先されないの?」
思わず背筋がピンとなるような一言を受けた経験、ありませんか?
育児中の土日不在が与えるインパクト
土日は育児の「戦場」。
洗濯、買い出し、公園、習い事送迎…。
そのうちの一人が抜けると戦力が半減してしまうのは当然です。
だからこそ、「私だけ頑張ってる」状態をつくらない意識が大事。
「見えない家事・育児の負担」を意識する
家事って、見えてる部分だけじゃない。
・献立を考える
・子どもの持ち物準備
・家族の予定をすり合わせる
これ、全部かか(妻)が担ってくれてました。
気づけてなかった…反省。
出発前が勝負!登山前にやっておくべき家族ケア

登山当日は、すでに結果の時間。
本当に大切なのは、その前日までの準備と気配りです。
カレンダー共有と「公認登山」の約束
「また勝手に予定入れてる」と思われないように
Googleカレンダー(家族共有アプリ)で予定を事前共有。

「この日、登山に行けたらうれしいんだけど…」

「その週はピアノの発表会もあるから…」

「じゃあ、別日にするね」
👆こんな“調整と相談”をするだけで、家族の信頼度はぐっと上がります。
朝食・洗濯・片付け、できることは済ませてからGO
「全部任せていってらっしゃーい♪」なんて都合のいい話はありません。
当日はできる家事を早起きして片付けてから出発!
- 朝食づくり(ホットケーキは喜ばれる)
- 食器洗い
- 前日の洗濯干し・たたみ
小さなことでも「ちゃんと見てくれてるんだ」と伝わります。
登山前日の“ありがとう作戦”が意外と効く!
前夜、

「明日よろしくね。ありがとう」
と言うだけで空気がまろやかに。
更に、

「ちょっとお菓子買ってきたよ。みっこ任せるけど、よろしくね♪」
+アルファの行動があると、だいぶ空気が違います(笑)
登山中も思いやりを忘れない!小さな工夫が大きな差に

登山中、家族との時間はゼロになるけれど、心のつながりは維持できます。
「今どこ?」のLINEだけじゃない!心が伝わる連絡術
「いま〇〇山頂に到着!天気最高!」
だけじゃ自己満になりがち。

「みっこが喜びそうな高山植物の写真撮ったよ」

「お昼、今度作ってくれたおにぎりまた食べたいなあ」
👆“自分中心”じゃなく“家族目線”の報告を意識するのがコツ。
登山中のひと工夫:お土産・写真・手紙
- 登山グッズ売店でのプチ土産
- 「家族の分も」と撮った山頂写真
- 下山後に書いた短い手紙
これだけで、登山が「ただの外出」から「家族の話題」に変わります。
帰宅後のフォローが最重要ポイント!

下山してからが真の登山道です(家庭内の)。
登山武勇伝を語る前に、まず「感謝」と「お疲れ様」

「ありがとう。今日はどうだった?」
「大変じゃなかった?俺いないときってやっぱきついよね」
👆まずは家族の話を聞く!
山の話はそのあとでも全然OK。
夕飯づくり・お風呂係、疲れててもやる価値あり
正直、足ガクガク。でも、
夕飯づくり or お風呂係は必須ミッション。

「今日はカレー作るよ~(チキンカレー一択)」

「マジ?助かる…」
疲れてても“恩返し”の気持ちを忘れずに。
子どもの話をしっかり聞くことで「すれ違い」を解消

「今日ね、英語の先生が猫の真似したの!」

「それ見たかった~!」
👆家族の話題に入り込むことで、置いてきぼり感を払拭。
「山に行っても家族が笑顔」のためにできる習慣化テク

月1登山を家庭内イベント化して「楽しみ」に変える
- 登山日前に「家族DAY」開催(みっこの行きたい場所へ)
- 「登山→帰宅→お土産お披露目会」ルーチン化
これで、家族の中でも登山が“日常の一部”に。
家族会議で“登山の日”を一緒に決める
次の登山日は、家族会議でスケジュール調整。

「この週末と再来週、どっちがいいと思う?」

「じゃあ次の週。今週は公園いこ!」
👆調整=信頼。予定を“奪わない”姿勢が重要です。
「次はみんなで行こう!」の伏線を常にはる

「次はみんなで行けそうな山、探してるよ♪」
「ハイキング兼ねたピクニックとかどう?」
「ととの登山=みんなの楽しい未来に繋がる」ことを意識して伝えましょう。
✅まとめ
登山を楽しみたい。でも家族も大事。
このバランスを取るには「心くばり」と「段取り」が命。
- 事前準備で“ありがとう”の気持ちを伝える
- 登山中も家族と心をつなぐ工夫を
- 帰宅後こそ真価が問われる
家族の理解があってこその登山。
無理せず、でも諦めず。そんな“とと登山スタイル”を目指していきましょう。
🎒おすすめ情報
📝あとがき
正直、「また山行きたいけど、言い出せないな…」と思う日もありました。
でも、工夫すれば家族も笑顔で送り出してくれる。
“登山=迷惑”ではなく、“登山=家族に優しくなれる”時間。
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