【登山用ファーストエイドキット完全ガイド】家族登山で必携の救急用品10選と選び方・使い方

登山ギアと便利グッズ

登山中に起こりうるケガや体調不良。「何かあったとき」に備えておくべきなのがファーストエイドキットです。この記事では、子連れ登山にも対応した救急用品10選を、優先度とともに詳しく紹介。実際に使った体験談や選び方のコツまで、家族思いの“とと視点”で徹底解説します。

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なぜ登山にファーストエイドキットが必要なのか?【家族登山のリスクと備え】

かか
かか

「ファーストエイド?なんとなく必要なのは分かるけど…」

実際に準備している人、意外と少ないかもしれません。

でも、登山中の小さなケガは命にかかわる可能性があるんです。

山は病院のような手当てがすぐに受けられない場所。電波が届かないエリアも多く、医療機関まで数時間かかることもザラです。そんなとき、応急処置ができるだけで被害を最小限に食い止められます。

特に子どもとの登山では、転倒・虫刺され・体調不良などのトラブルが起きやすく、親として備えは万全にしたいところ。

とと
とと

「大丈夫、大したことないよ」

その一言が言えるように、準備しておきたいのがファーストエイドキットなんです。


【厳選10選】登山用ファーストエイドキットに必ず入れたいアイテムと優先度

以下は、登山に持って行きたい救急アイテム10選です。各アイテムに「なぜ必要?」「どんな場面?」「選び方」などを加え、優先度を★で評価しました。


① 絆創膏(各サイズ) ★★★

▶必要性: 擦り傷・切り傷の応急処置に。汗や泥で菌が入る山では即貼れるのが命。

▶使用場面: 「岩場で転んだみっこの膝が流血!絆創膏では足りず、ガーゼと合わせて使いました」

▶選び方: 防水タイプ/大判サイズ入りがおすすめ。複数枚をジップロックに分けて収納すると衛生的。


② ガーゼ・包帯 ★★★

▶必要性: 止血・傷の保護に。絆創膏ではカバーできない範囲のケガに対応。

▶使用場面: 「ガーゼで覆ってからテープで固定。『これで歩ける…』と安心した様子の娘にホッとした」

▶選び方: 滅菌ガーゼ、三角巾タイプもあると便利。


③ 消毒液(ジェルタイプ) ★★★

▶必要性: 傷の感染予防。山の中は泥・雑菌の巣窟。

▶おすすめ: 液体タイプよりこぼれにくいジェルが◎。アルコール入りのスプレーも携帯しやすい。


④ 常備薬(鎮痛剤・胃薬など) ★★★

▶必要性: 持病・発熱・腹痛など、個人対応が必要な場面に。

▶ととの工夫: 「みっこ用の解熱剤・かか用の胃薬などを小分けに。ラベルを書いておくとわかりやすい」


⑤ 保温シート(エマージェンシーシート) ★★★

▶必要性: 低体温症の予防に。山は風が吹くだけで体感温度が一気に下がる。

▶選び方: 銀色のアルミ素材、広げるだけで体温を逃さない。

▶実体験: 「高尾山の山頂で急な冷え込み。みっこが寒がった時にさっと包めて、重宝した!」


⑥ テーピングテープ ★★☆

▶必要性: 捻挫・筋を痛めたときの応急固定。

▶選び方: 幅広と細身タイプがあると便利。伸縮性があるものを選ぶと包帯代わりにも。


⑦ ポイズンリムーバー ★★☆

▶必要性: 虫刺され・蜂対策。低山や夏場には必須級。

▶ととの一言: 「刺された直後に使うだけで、赤みが全然違う!子どもは特に腫れやすいから備えておくと安心」


⑧ 体温計(簡易型) ★★☆

▶必要性: 発熱や体調管理に。口頭で「なんとなく熱ある?」では見抜けない。

▶選び方: スティック型や使い捨てタイプが登山向き。


⑨ 安全ピン・はさみ ★★☆

▶必要性: 包帯固定・テープ切断・とげ抜きなど多用途。

▶収納例: 小型ナイフにセットされているタイプもあり。


⑩ ゴム手袋(使い捨て) ★☆☆

▶必要性: 応急処置時の感染防止・自分の手を守る。

▶ととの工夫: 「コンパクトに丸めてポーチの隙間に。見た目以上に使える!」

▶裏技!!: 「冬はインナー手袋としても優秀♪」


登山用ファーストエイドキットはどこで買う?100均・ドラッグストア・登山専門店の違い

▶100均の魅力: コスパ最強。ただし滅菌ガーゼや医療グレードは不安あり。日常用には十分でも、登山にはやや不安な品質も。

▶ドラッグストア: 医療品質◎。手軽に揃えられるが、種類が豊富すぎて迷うことも。

▶登山専門店: 小型・軽量・登山仕様の便利アイテムが多い。ただし値段は高め。

とと的おすすめ:
基本セットはドラッグストア+100均で揃え、専門アイテム(ポイズンリムーバー・保温シート)は登山用品店で!


家族登山ならではの救急グッズの選び方と追加アイテム

ポイント
  • 子ども用の薬は個別に分包し、名前付きラベルで管理
  • 熱冷まシートや冷却ジェルも持っておくと便利
  • ウェットティッシュ・携帯トイレも体調不良時に活躍
  • ファミリー分の持ち物をザック内で区分けしておくと探しやすい!

【体験談】実際に使った登山中の応急処置|子どもがケガをした時の対応と反省点

ある日、生駒山の中腹で転んだみっこが膝をぱっくり…。
血がにじむ傷を見て、一瞬ひるんだとと。でも、持っていたガーゼ・消毒液・大判絆創膏・テーピングをフル活用し、なんとか応急処置。

みっこ
みっこ

「とと、これ…持ってきてくれてありがとう〜」

あの言葉、今でも忘れられません。

反省点: 絆創膏だけではカバーしきれなかった…。
教訓: 「備えすぎくらいが、ちょうどいい!」


まとめ|登山ファーストエイドキットで守る「安心」と「家族の笑顔」

応急処置ができるというだけで、不安が減り、行動に余裕が出ます。

「とりあえず絆創膏だけ」では足りないこと、実際の登山でととは痛感しました。
家族との登山こそ、しっかり備えて、安心して山を楽しむ準備を。


おすすめ


あとがき

山にいると、自分や家族の「命の重さ」が、日常よりもリアルに感じられる気がします。
登山を楽しむためにも、そして笑顔で家に帰るためにも、ファーストエイドキットの準備は欠かせません。

次回は、「登山での荷物分担術」をテーマに、また皆さんとシェアしていきたいと思います。
それではまた、お山で会いましょう〜!

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