爽快な絶景と冒険感!武奈ヶ岳登山レポート

登山記録

比良山系の人気ピーク・武奈ヶ岳へ、父(とと)の単独登山。イン谷口から始まる多彩な登山道、スリリングな青ガレ、爽快な稜線歩き、そして神秘的な滝まで——。この記事では、登山者目線でその道のりを詳細にレポート!家族に優しいコースか?達成感はある?装備や注意点は?そんな疑問も解決できる内容になっています。


イン谷口から登山開始|登りはじめは緩やかで爽やか

登山のスタートは比良登山口・イン谷口
ここは駐車場も広く、アクセスも良好なので登山の起点にもピッタリ。

歩き始めてすぐ、「今日は爽やかな山日和だなぁ」としみじみ。
緩やかに登っていく道は整備されていて、木漏れ日が心地いい
小川のせせらぎを聞きながら、心と体が登山モードに。

とと
とと

「今日はいい登山になりそうだ!」

という小さなワクワクを胸に抱きつつ、体を慣らしていく。
朝の空気を胸いっぱいに吸い込むと、自然と笑みがこぼれる。


青ガレ|岩場が楽しい!全身で感じる冒険ゾーン

そしていよいよ、青ガレに突入。
ここから一気に雰囲気が変わり、ごろごろとした岩場が広がる。

足場は不安定だけど、岩を手足で登る楽しさが全開!
「うおっ、これが噂の青ガレか!」と、思わず声が出た。

途中、シヤクナゲやスミレがちらほら。
岩の隙間からそっと咲くその姿に、ちょっと癒される。

ふと後ろを振り返ると——

とと
とと

「うわぁ、こんなに登ってきたんだ……!」

景色がグッと開けて、達成感がこみ上げてくる。
この瞬間がたまらない。


金糞峠|橋と分岐、ちょっとした判断力も必要

青ガレを登り切ってしばらく行くと、金糞峠(かなくそとうげ)に到着。
名前はちょっとユニークだけど、雰囲気は静かで落ち着く峠だ。

ここから先、小さな木橋を渡るシーンが登場。
木橋はややすべりやすいので、慎重に。

とと
とと

「おっと、ここ分岐どっちだ?」

道が少しわかりにくくなる箇所もあるので、地図と登山アプリは必須!
特に初めて来た人は、迷いやすいので注意したいポイント。


コノヤマ岳|視界が開けて心も開放!

金糞峠からコノヤマ岳へ進むと、次第に視界がパッと広がってくる。

とと
とと

「おぉ〜、これこれ!山歩きの醍醐味!」

木々の間から光が差し、風も抜けて心地いい。
このあたりに来ると、目的地・武奈ヶ岳も近づいてきたのを感じる。

疲れも出てくる頃だけど、ここからは景色が味方
気持ちがぐっと前向きになるのを感じながら、さらに一歩ずつ。


武奈ヶ岳山頂|絶景ランチタイム!

さあ、いよいよ武奈ヶ岳の山頂が近づいてきた。
稜線を歩くにつれて、絶景がチラチラ顔を出す

そして、到着——武奈ヶ岳(標高1214m)

天気にも恵まれ、山頂からの眺望はバツグン。
琵琶湖を一望できるこのロケーション、まさに「登ってよかった!」の一言。

とと
とと

「よし、ここでランチにしよう。」

風はちょっと強めだったけど、絶景ごはんは格別
おにぎりがいつもの3倍美味しく感じるのは、山の魔法。


釣瓶岳へ下山|尾根歩きでご褒美タイム

山頂を堪能したあとは、細川尾根を使って下山開始
まずは釣瓶岳を目指す。

この区間は、眺望が良くてまさにご褒美タイム
山並みを見渡しながらの下りは、疲れも忘れてしまうほど。

ただし、釣瓶岳そのものは展望がないので、

とと
とと

「あれ、着いたのかな?……地味だ(笑)」

と、ちょっと笑ってしまった。


八雲が原へ|湿地帯と苔の楽園

釣瓶岳を過ぎ、進んでいくと現れるのが湿地帯エリア
ここでは木道が整備されていて、ちょっと幻想的な雰囲気。

ただし、うっかり滑ると泥だらけになるので油断は禁物。

途中、オシダ?や苔がびっしりと生えていて、まるでジブリの世界。
「イブルキノコパ」という可愛い名前の場所を経由して、八雲が原へ。

ここもまた、静かな自然の広がりが美しいスポット。


前山と北比良峠|小さな遊び心にキュン

八雲が原から北比良峠〜前山へ。
このルートも整備が行き届いていて歩きやすい。

とと
とと

「999って、語呂がいいなぁ。」

そんなことを思いつつ歩いていたら、
前山の地点に「前山」と石で書かれたオブジェが!

こういうちょっとした遊び心が、登山の楽しさを増してくれる。


神璽の滝|斜面を下って出会う感動の水音

そして、今回のハイライトのひとつ——神璽(しんじ)の滝へ。

ここはかなりの急斜面を下る必要があり、
足元の砂が滑りやすくてちょっと緊張する。

谷筋に入ってからは、堰提を下りたり渡渉したりと小冒険の連続。
水の流れに耳を澄ましながら慎重に進むと、滝の音がだんだん近づいてくる。

そしてついに……

とと
とと

「おぉーっ、すごい迫力!」

大迫力の滝が姿を現す。
ミスト状の水しぶきと、苔むした岩肌がとても美しく、
しばらくその場を動けないほど魅了された。


下山|冷たい川でクールダウン

下山後、ふと見つけた川の浅瀬で足をチャポン。

冷たい水が、熱を持った足を一気に冷やしてくれる。
「うわっ冷たいっ!」と声が出たけど、それもまた気持ちいい。

疲れた体をアイシングしてリフレッシュ。

この瞬間が、なんともいえない幸せ時間だった。


まとめ|冒険と癒しが詰まった名ルート

今回歩いた武奈ヶ岳ルートは、

  • 岩場あり
  • 展望あり
  • 滝あり
  • 湿地や苔の癒しあり

と、「全部盛り」な名ルートでした。

子連れにはちょっとハードかもしれないけど、
しっかり準備すれば、中高学年以上なら挑戦できる内容だと思います。

とと
とと

「自然ってやっぱり最高だなあ。」

そんな一言が心から出てくる、素敵な山行でした。


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あとがき|次は家族と歩いてみたいな

武奈ヶ岳、ひとりでも最高に楽しめたけど、
「次はみっこと一緒に歩いてみたいなぁ」と思った。
スライムじゃなくて、苔の世界も気に入ってくれるかもしれない。

そして、かかも滝好きだから「神璽の滝は絶対見てほしい!」。

そんな想像をしながら帰路についた、ととの一日でした。


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