「とと、登山」へようこそ♪ 家族を大切にしながら安全に登山を楽しむためのヒントがいっぱい。週末の趣味をどう理解してもらうか悩むパパ・ママに役立つ情報をお届けします。
はじめに:登山×家族の両立はぜいたくな悩み?

こんにちは! ここは「とと、登山」、家族を愛する父「とと」が運営する、ちょっと変わった登山ブログです。
実はわたし、かつては月に一度だけ山に行ければ満足だった初心者クライマー。しかし気がつくと、もっともっと山に登りたい衝動が止まらなくなってしまいました。
その結果、週末を山に費やす時間が増えて……家族との時間が減ってしまう大問題に直面したんです。
さらに、かか(妻)や娘のみっこ(6歳)は、優しい一面を持ちつつも厳しい目線で「そんなに山に行って大丈夫?」「危なくない?」と冷ややかな視線。しかも今、妻のおなかには新しい命、通称“なっちゃん”も成長中。
「家族は何より大事。でも山ももっと登りたい!」……そんなぜいたくな悩みを解決するべく、日々奮闘する日常を綴るのが、このブログのテーマです。
今回のキーワードは「安全登山」。家族にもしっかり「安全に登山してるから心配しないで!」と理解してもらうには、具体的にどんな行動をとればいいのか? その方法を考えていきましょう。
家族が不安になる理由:登山のイメージとリスク

そもそもなぜ、家族は私の登山に対して不安を抱くのでしょうか? 一般的に山登りと聞くと、次のようなイメージがあるようです。
- 「崖から滑落したらどうするの?」
- 「山は天気が急変しやすいから危険」
- 「遭難して救助要請なんて怖い…」
- 「クマやイノシシなど野生動物が出るって聞くけど…」
テレビやネットニュースで、登山事故が報道されるたびに家族の心配は増していくもの。ましてや、週末を家族から切り離して山に行きたいなどと言うと、「危険なことをわざわざしに行くの?」と不信感を抱かれても仕方ありません。
つまり、家族に「安全に登山してるんだよ」と理解してもらうためには、まずイメージのギャップを埋める努力が必要です。そのためには、登山のリスクをしっかり把握し、そのうえで回避策を具体的に示すことが大切ですよね。
家族に理解を得るためのポイント:3つのステップ
さて、どうやって家族に「安全登山」を理解してもらい、応援してもらうか? 私が実践している3つのステップを紹介します。
- ステップ1:自分の計画をしっかり共有する
- ステップ2:安全対策の具体例を提示する
- ステップ3:家族にもメリットを感じてもらう
この3ステップを踏むことで、家族が「ただ好き勝手山へ行っている」イメージから、「しっかり準備してリスクを管理している」という安心感を持ってくれるようになるのです。
ステップ1:計画をしっかり共有する

最初に大事なのが、登山計画を家族と共有すること。何も言わずに「今週末、山行ってくるね~」ではなく、どの山に何時から何時まで登るのか、必要な装備はどうするのかなど、具体的なプランを事前に家族へ伝えましょう。
- ルート情報:どのコースを歩くのか
- 天候チェック:予報はどうか、雨天時の判断はどうするか
- 同行者の有無:ソロか仲間と行くか
- 帰宅予定時間:どのくらいで戻るか
たとえば私の場合、「土曜日に○○山に朝8時から登り始めて、昼前には下山する予定。天気が悪くなりそうなら中止するし、ソロじゃなくて先輩も一緒だから安心だよ!」といった具合に、計画の詳細を共有しています。
このようにあらかじめ情報を伝えておくことで、「あぁ、きちんと考えているんだな」と家族が感じてくれるようになります。
ステップ2:安全対策の具体例を提示する
次に、どんな安全対策を行っているかを家族に示すこと。ざっくり「気をつけるよ」ではなく、具体例を挙げると説得力が増します。
- 山岳保険:万一のけがや捜索費用に備える
- 緊急連絡手段:スマホやGPS、無線を活用
- 装備の点検:登山靴・レインウェア・飲料や非常食を十分に
- 同行者との連携:単独行を避け、登山経験が豊富な人と行く
- 事前トレーニング:体力づくりや地図読み練習を欠かさない
私の場合、特に山岳保険に加入している点を伝えると、妻も「備えはしっかりしているのね」と少し安心する様子でした。
また、山の天候は急変しがちなので、レインウェアを必ず持っていくことや非常食を多めに用意するなど、想定外の事態に備えていることを説明すると、家族の理解が進みます。
ステップ3:家族にもメリットを感じてもらう
最後に、家族が登山に対して前向きになれるメリットを示すと効果的です。登山は自分ひとりが楽しむもの、と家族が思っていると、どうしても「放置されてる…」という印象になりますよね。
実は山に行くことが、家族全体にとってプラスに働く点もあるんです!
- パパがリフレッシュして笑顔が増える
- 健康的な趣味を続けることで医療費削減(?)
- 後々は子どもとも一緒に登れるようになる
- 自然の知識が増えて、家族旅行にも役立つ
私が家族に言うのは、「いつかみっこや、なっちゃんが大きくなったら一緒に山登りしようね」ということ。すると娘も「山でお弁当食べたい!」と興味を示してくれるようになりました。
また、登山で鍛えた脚力や体力が普段の生活や仕事にもプラスになり、疲れにくくなるのは大きなメリット。こうした話をすることで、家族全員が「登山って実はいいこと多いじゃん」と感じてくれるようになります。
実践編:私がやっている具体的アクション
ここまで挙げた3つのステップを踏むにあたって、私自身が日常でやっている実践アクションをいくつかご紹介します。
- 週末シフト:登山に行く週と家族DAYの週を明確に分ける
- 家族サービスの強化:登山に行かない日は全力で家事育児に協力
- 登山後のお土産:山で撮った写真やご当地グルメを家族におすそ分け
- 事前連絡を徹底:「計画変更があれば必ず連絡する」と妻に約束
「家族DAYの週はしっかり一緒に過ごす」と決めると、妻も「じゃあ今週はととが子どもと遊んでくれるし、来週山に行くのはいいかな」と納得してくれやすいです。
また、登山後に写真や動画を家族と一緒に見ながら「ここがすごくきれいだったよ!」と話すと、登山に対する興味や理解が深まります。
こうした地道な積み重ねが、家族の安心感や応援につながるんだと思います。
安全登山を支える装備・技術
もちろん、家族の理解を得る以前に、実際の登山が安全であるかが重要。しっかりと装備を整え、技術を磨いておくことが大前提です。私が特に注力しているのは次のポイント。
- 地図読み・コンパスの訓練:GPS端末も利用しつつアナログスキルを養う
- 無理のないコース設定:体力に見合った山・ペースを選ぶ
- 予備日や撤退判断の柔軟さ:天候が怪しければスパッと中止
- 仲間との連携:複数人で相互チェック、声かけを徹底
実際に安全登山を心がけることで、事故リスクをぐっと低くできますし、その姿勢を家族に見せると「大丈夫なんだね」と思ってもらえます。登山は自然相手だからこそ、謙虚な姿勢が大切ですね。
まとめ:家族の理解と安全登山の両立を目指して

「もっと山に登りたい! でも家族の冷たい視線が…」という悩み。これは贅沢と言われればそうかもしれません。でも、大好きな趣味を続けるからこそ、家族との時間もより大切にできるんじゃないか、と私は思います。
ポイントは、登山そのもののリスクを下げるだけでなく、家族の不安を減らすための“見える化”。計画・安全対策・メリットの共有を丁寧に行うことで、「危険で自己中心的」なイメージが「安全で家族想い」に変わっていきます。
これからは、みっこが成長して山に興味を持ってくれたら、一緒に登山できる未来が待っているかもしれません。かかや、まだおなかの中にいる“なっちゃん”とも、いつかファミリー登山を楽しみたい。
そんな目標を持つことで、私自身もより安全に登るための工夫を怠らず、家族との絆を深めていきたいと思っています。
おすすめ情報:安全登山&家族説得に役立つヒント
最後に、私が実際に活用している情報やサービスを少しだけ紹介します。これらをうまく取り入れると、家族の理解や安心感につながりやすいですよ。
- 山岳保険:各種損保会社や山岳会が提供する保険プランを要チェック
- 天気予報アプリ:「ヤマレコ」「YAMAP」など登山特化型アプリもおすすめ
- 登山計画書:ネット提出可能な自治体サイトもある。家族にもコピーを渡すと安心
- 登山ガイド本や雑誌:写真やルート解説があるので家族と一緒に眺められる
これからも「とと、登山」では、家族との時間と山への情熱を両立させるための奮闘記を続けていきます。安全登山について知りたい方や、家族の理解を得たい方の参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました! これからもほのぼのと、でも着実に山を目指す日々を綴っていきますので、どうぞよろしくお願いします♪
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