「週末に山に行きたいけど、家族の反応がイマイチ…」
「登山のたびに少し険悪な空気になってしまう…」
そんな“登山パパ・ママあるある”に悩んでいませんか?
こんにちは。「とと、登山」へようこそ。
筆者の“とと”は、家族と登山の両立に日々奮闘中の一児(+もうすぐ二児!)の父です。
本記事では、登山を「気持ちよく送り出してもらうための工夫」として、
【家族が登山に反対する理由5つ】と【それに対する具体的な対策】を、実体験を交えてご紹介します。
家族が登山に反対する5つの理由とは?

まずは「なぜ反対されるのか?」を客観的に把握することが第一歩。
我が家の“かか”や“みっこ”の声をもとに、リアルな理由を整理してみました。
① 家族との時間が減る

週末は家族にとって貴重な時間。
そこを「山に行ってくる」と言われれば、寂しさや不満が生まれるのも当然です。
② 家事・育児の負担が増える

登山に出かけている間、家の中はワンオペ状態に。
特に小さな子どもがいる家庭では、土日の不在は大きな負担に感じられます。
③ 安全面への心配

登山は自然相手。
遭難・ケガ・天候悪化などのリスクがゼロではない点も、家族が不安を抱える大きな要因です。
④ 趣味への共感がない

「なんで疲れに行くの?」「山のどこが楽しいの?」
アウトドア趣味に興味がない家族には、登山の魅力そのものが伝わりづらいことも。
⑤ 費用や手間がかかる

交通費・装備費・準備や洗濯の手間…。
楽しいのは本人だけで、周囲には“コスパの悪い趣味”と見られている可能性もあります。
家族の理解を得るための具体策

1. 「家庭優先」の登山計画を徹底する
- 家族のイベント・予定を最優先にスケジュール調整
- 「今週は家族デー、来週は登山OK」などの合意形成
- カレンダーで事前に共有し、計画を“見える化”
📌 我が家では「2週に1回・土曜のみ・日曜は家族デー」というルールで落ち着きました。
2. 家事育児は“前後”でカバーする
- 登山前日の夕食準備や翌日の掃除などを担当
- 登山後は率先して洗濯・装備メンテ・子どものお迎えなどを実行
- 妻・夫にも「1人時間」やリフレッシュをプレゼント
💡 “登山前後のフォロー力”が信頼と応援につながる鍵です!
3. 安全管理を「見える化」する
- 行き先・ルート・電波の届く時間帯をLINEで共有
- 万が一用の緊急連絡先を紙で渡しておく
- 遭難対策やファーストエイドの装備を説明する
📍「ちゃんと考えて登ってる」と伝えるだけで、安心感が大きく違います。
4. 登山の魅力を“共感”で伝える
- 写真や動画で「気持ちよさそう!」と思ってもらえるように
- 「紅葉きれいだったよ」「人も少なくて静かだった」など、家族向けの伝え方を意識
- 一緒に行けそうなハイキングを提案
🎒 うちの“みっこ”も、最初は乗り気じゃなかったけど「紅葉きれいだね〜」とニッコリしてました。
5. 費用・時間の“見える節約”
- 月の登山予算を設定して伝える(家計簿アプリで可視化)
- セール品・レンタル・中古の装備活用
- 装備の洗濯やメンテは“自分でやる”が基本
🧼 楽しむだけじゃなく「後片付けも含めて登山」と家族に伝えましょう。
とと流|実践して効果があった“小さな工夫”3選

- 登山後は感謝+お土産
→「ありがとう」を言葉や行動で返すと、次も快く送り出してもらいやすい! - 家族の写真入りアルバムをシェア
→ ハイキング時の思い出を共有し、登山=家族の思い出に昇華。 - 登山のない日も“貢献感”を残す
→ 平日に夕食づくりを担当するなど、“穴埋め”行動を継続。
まとめ|理解を求めるより「一緒に歩む」関係に

登山をする側も、家に残る側も、
それぞれに不安や気持ちがあります。
だからこそ一方的に「山に行かせて!」と押すのではなく、
「ありがとう」「何かあったらすぐ連絡するね」「帰ったら〇〇やるよ」と、
“思いやりの循環”をつくることが、家族の理解につながると実感しています。
家族と登山、どちらも大切にしたいあなたへ。
今日の記事が、その両立のヒントになれば嬉しいです。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!
登山パパ・ママの試行錯誤を応援しあえるような場所にしていきたいと思っています。
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