【家族の理解を得たい】山登りの嫌なところと賛成されない理由

家族

「山登りに行きたいけれど、家族の理解がイマイチ……」そんなお悩みを抱えるパパママへ。今回は“山登りの嫌なところ”を洗い出し、家族に賛成してもらうための対策を、ととの実体験を交えてお伝えします。

こんにちは! 「とと、登山」にようこそ。筆者の“とと”と申します。実は最近、登山への情熱が高まるあまり「もっと山に行きたい!」という欲が止まらなくなりました。でも、ひとりで山に行く週末を増やせば、その分だけ家族との時間が減るのは明白。しかも、妻(かか)と娘(みっこ・6歳)、そしておなかに新しい命(なっちゃん・仮)もいる状態で「じゃあ、山行ってきまーす!」と気軽に言いづらくなってしまったんです。
家族の目線は次第に冷たくなり(そりゃそうだ…)、それでも登山を満喫したいという“わがままな悩み”を抱える私。とはいえ、大切な家族を犠牲にしてまで山登りしたいわけじゃありません。どうにかして「家族を大事にしながら、趣味の山登りも楽しむ」方法を見つけたい――そんな思いから始まったのが、このちょっと変わった登山ブログです。
今回のテーマは「山登りが賛成されない理由」を深堀りし、“山登りの嫌なところ”をしっかり理解することで、家族の理解を得るための対策を考えてみたいと思います。もし同じような悩みを抱える方がいましたら、ぜひご一緒に解決の糸口を見つけていきましょう!


【家族が乗り気にならない理由】山登りの嫌なところを理解する

山の魅力を語りたい気持ちは山々(シャレじゃないですよ…)ですが、まずは“山登りの嫌なところ”をしっかり把握しないと、家族に受け入れてもらうのは難しいかもしれません。私自身も妻や娘の立場になって考えてみると、確かに気がかりな面や心配になるポイントがいくつか浮かんできます。
ここでは、家族が山登りに賛成しづらい主な理由をまとめてみました。これらを「どうしたら軽減できるのか?」と考えることが、家族の理解を得る最初の一歩になると思います。

家族が嫌だと思っている理由??
  1. 家族との時間が減る
  2. 家事や育児の負担が増える
  3. 安全面への心配
  4. 趣味への理解不足
  5. 費用や準備の負担

【理由1】家族との時間が減る問題

平日の仕事が忙しいと、家族と過ごせるのは週末くらい。そこに「土曜か日曜を使って山に行きたい」となれば、当然ながら家族と一緒に過ごす時間が少なくなります。
特に子育て期は、子どもの習い事や学校行事、さらには遊び相手をしてあげたりと何かとスケジュールが埋まりがち。私自身、週末に家族サービスをするのが父親としての当然の役目だと思っていますが、同時に山にも行きたい……というジレンマを抱えています。

対策&解決策

家族の予定を最優先する:例えば「大事な行事がある週は山には行かない」とルール化するだけでも、家族の安心感は増します。
家族と一緒に登山計画を立てる:簡単なトレッキングやハイキングコースなら子どもや妻を誘い、みんなで楽しめる時間にする。
事前に休日のバランスを協議:行きたい山の計画を早めに共有し、他の日は家族と過ごす予定をしっかり確保する。

私の場合、週末2日のうち1日は家族デーにして、もう1日を山登りに使うような形で取り組んでみる予定です。あらかじめ家族のOKをもらっておくと、当日になって「え、今日は山行くの?」なんて不和が生まれにくいですよね。


【理由2】家事や育児の負担が増える

週末に父親が不在になるということは、その分だけ妻が家事や育児を一人でこなさなければならない……というケースがほとんどだと思います。特に、わが家のように小さな子どもがいると、朝昼晩の食事の支度、お風呂の補助、子どもとの遊び相手など、土日に一手に引き受けるのは結構大変。
しかも、現在うちの“かか”はお腹に赤ちゃんがいる状態。体調面でも負担が大きい時期です。そんな中、「山登ってきまーす!」と出かけるのは、どう考えても妻の負担が大きくなりがち。これでは理解してもらえないのも当然ですよね。

対策&解決策

家事育児の分担表を作成し、事前にフォローできる体制を整える。
・山に行く前日や帰宅後にできる家事や育児を積極的にカバーする。
妻(または夫)にリフレッシュの時間を作ってあげる:相手の趣味や買い物、友人との外出などにも協力する。

山登りの前後で「これくらいなら俺がやるよ!」と積極的に言えると、妻の気持ちも少し楽になると思います。私自身、洗濯物を畳んだり、平日の子どものお迎えを担当したりと、妻が「少し息抜きできる時間」を意識的に作るようにしています。


【理由3】安全性への不安や心配

山登りは事故やケガのリスクがゼロではありません。特に冬山や難易度の高いコースになると、遭難や滑落といった深刻な危険が考えられます。
家族にしてみれば「もし何かあったらどうするの?」という不安は当然のこと。私も妻や娘から「遭難したらどうしよう」「ケガして帰ってこられなかったら……」と真剣に心配されたことがあります。山の魅力を語るだけでなく、安全管理も徹底してこそ「安心して送り出してもらえる」んだなと痛感しました。

対策&解決策

ルート選びに慎重になる:経験や体力に合ったコースを選択する。
装備や計画をしっかりする:地図やGPS、天気予報など下調べを十分に行い、遭難対策グッズも携行。
緊急連絡先を家族と共有:山行のタイムスケジュールやどのあたりで電波が通じるかを事前に伝える。
単独登山を避ける:安全面で心配なときは、仲間と一緒に行くかガイドツアーを利用する。

家族が安心する一番のポイントは「何かあっても対処できる準備がきちんとある」と思ってもらうことだと思います。山行計画や装備の説明を事前に共有すると、「適当に行ってるわけじゃないんだな」と少し安心してもらえるはずです。


【理由4】そもそも趣味への理解が薄い

「登山ってそんなに楽しいの? 山頂に着いたときの達成感って本当にいいの?」――山好きの人には当たり前の魅力も、興味がない人にとっては理解しづらいかもしれません。
私の場合、妻は“インドア派”と言っていいほどアウトドアには興味が薄く、「わざわざ疲れに行くなんて信じられない……」と言われていました。一方、私は自然に癒やされたいし、山頂からの景色を写真に収めたいし、体力づくりも兼ねたい。夫婦間で趣味が違うだけで、気持ちがすれ違ってしまうんですよね。

対策&解決策

魅力を一緒に体験してもらう:ファミリー向けの低山ハイキングに誘って、心地よい自然や景色を共有する。
写真や動画で雰囲気を伝える:山頂の爽快感や道中の楽しさを伝えれば、興味をもってもらえるかも。
その他のメリット(健康増進やストレス解消など)を具体的に説明する:登山がもたらすプラスの効果をアピール。

私自身、妻とみっこを巻き込んで「初心者でも行きやすい山」に挑戦したことがあります。最初はブーブー言っていた妻も、「意外と気持ちいいかも」「紅葉が綺麗だね」と、少しだけ楽しそうにしてくれました。さすがに本格的な山には気軽に行けませんが、ちょっとした自然歩きなら家族で共有できる趣味になる可能性も!


【理由5】費用や準備の負担がかかる

登山って、装備や交通費など何かとお金がかかります。靴やウェアを揃えるだけでもそれなりの費用が必要ですし、遠方の山となれば交通費や宿泊費がかさむ場合も。
さらに、登山後の洗濯や装備のメンテナンスなど、地味に手間ひまがかかります。こうした準備や後片付けをすべて家族に任せっぱなしにすると、当然ながら「負担ばかり増えて……」と嫌がられてしまいがち。

対策&解決策

予算管理をきちんとする:月の登山関連支出を決めておき、出費しすぎないようコントロール。
自分でメンテナンスや洗濯をする:使用後の片づけも「登山のうち」と考えて責任をもって行う。
セール品やレンタルを利用:子ども連れのときはレンタルで装備を賄うと意外と経済的!

私の場合、登山道具はセール時期やアウトレットを狙って買ったり、登山仲間から譲ってもらったりしています。「無駄遣いしていない」「しっかりやりくりしている」と家計簿で示せると、家族も少し安心するようです。また、帰宅後の装備の手入れや洗濯はすべて自分でやるのが大原則。自分の楽しみに使った道具は自分で管理する――このスタンスは大事だと思います。


【まとめ】“山登りの嫌なところ”を知れば家族の理解に一歩前進

山登りを楽しみたい気持ちがあるなら、まずは家族が感じる「山登りの嫌なところ」を受け止めることが大切だと痛感しています。

家族が嫌だと思っている理由??
  1. 家族との時間が減る
  2. 家事や育児の負担が増える
  3. 安全面への心配
  4. 趣味への理解不足
  5. 費用や準備の負担

これらを放置していては、いくら山の魅力を熱弁しても家族は「はいはい…でもそれ私たちには関係ないし」と冷めた目線になってしまうかもしれません。
逆にいえば、この“嫌なところ”を改善する工夫をしっかり行い、家族の負担を減らしたり安心感を与えたりすることで、「山登り? いいんじゃない? 気をつけて行ってきてね!」と送り出してもらえる環境に近づけるはずです。私も今まさに試行錯誤の最中ですが、少しでも前向きな解決策を模索しつつ、家族と山登りの両方を楽しむ“ぜいたく”を実現したいと思っています。


【おすすめ情報】家族の理解を深めるためのヒント

  • ファミリー登山やハイキング企画に参加:
    初心者向けの山イベントに家族を誘って一緒に楽しむ。登山の良さを少しずつ共有できるチャンスです。
  • 安全講習や登山スクールへの参加:
    家族の不安を軽減するためにも、遭難対策や応急処置のスキルを身につけることがおすすめ。
  • 事前にしっかり話し合う“家族会議”の時間:
    山行計画や費用、家事育児の分担などを具体的に共有しておくことで、互いの理解が深まります。
  • 登山後はお土産や写真で感謝を伝える:
    「ありがとう」という気持ちを形にすると、家族も「また行かせてあげてもいいかな」と思いやすくなります。

山登りが家族全体の大きなストレスにならないようにするには、やはり「コミュニケーション」がカギだと感じます。あらかじめしっかり話し合っておくことで、子どもたちも「パパ(ママ)は明日、山に行くんだね〜」と納得してくれるかもしれません。
私もまだまだ手探りですが、これから“かか”や“みっこ”、そしてお腹の“なっちゃん”との生活を充実させつつ、登山を続けるための知恵をたくさん絞っていきたいと思っています。

さて、今日も最後まで読んでくださって本当にありがとうございました。次回は「家族全員で楽しめる山選び」や「子連れ登山の工夫」についても語りたいな〜なんて考え中です。これからも少し不器用な“とと”の奮闘記を、どうぞよろしくお願いします!

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